1955-07-06 第22回国会 衆議院 外務委員会 第27号
そういう愚論に惑わされて、皮相の言辞を政府者からして言われるということははなはだ遺憾にたえないのである。先ほども申しましたが、そこらのばか者は、消防署を作れば火事が出る、病院を作れば病人が出る、だから消防署を作ってはいかぬ、病院を作ってはいかぬと言うが日本の軍事基地の原爆というものは決して日本の領土内に落されるものでなく、敵の領土内に落されるのである。それは全く心配はないのである。
そういう愚論に惑わされて、皮相の言辞を政府者からして言われるということははなはだ遺憾にたえないのである。先ほども申しましたが、そこらのばか者は、消防署を作れば火事が出る、病院を作れば病人が出る、だから消防署を作ってはいかぬ、病院を作ってはいかぬと言うが日本の軍事基地の原爆というものは決して日本の領土内に落されるものでなく、敵の領土内に落されるのである。それは全く心配はないのである。
政府者としても私はそういうふうに考えておるのですが、しかしこれにはこういうこともあるのです。これは早くきまりをつけてしまうと、どつちかというと不利な結果になる。少しでもいい結果をもたらすためにはそれでは手は打てない、こういう態度をとつておるのです。それでありますから、あなた方から考えると、ただ申訳のように考えられるかしらねが、事実そうなんであります。私はこういうふうに考えておる。
○国務大臣(安藤正純君) 私は率直なことを言いますから、政府者だというのでその間に言葉を構えるというようなことが私にはできないのです。だから率直なことを言うから、私の言つたことが表現が悪くて誤解されるようなことがあるかも知れませんが、そこの、ところはよく御了解を願います。
恐らくこの法実施に当つて、政府者におきましてもこの点について慎重なる態度を以て過ちなきを期しておられることと思いますが、どうぞこの悲痛なる我々同僚委員各位の熱烈なる叫び、真実の声を具体的に現わして頂いて、この危局を乗り切ることに万全の策を講じて頂きたいと思います。これを以て私の意見を終ります。
こういうことで政府者とは交渉をいたしておるのであります。しかしこれも予算の関係上一時には参らないのであります。現在においてははなはだ不満足ながら、公社の意見と政府の意見と必ずしも合致はしておらないのであります。まことに御説の通りに百七、八十万トンの塩を海外から輸入する。この世界的の政局変動によつて起る差は、一年の間に一トンの塩の値において十ドルも差がある。
われわれ政府者としては、八千三百万の国民から国の政治を預かつている。
でありますから、朝鮮事変のために物が上つた上つたと言う政府者も間違つております。私はそうは思わない。ほつておいても戦争の後には物は上るのです。朝鮮事変という小さなこぶが腰にぶらさがつただけで、大局を支配するほどの影響は私はあるまいと思う。朝鮮事変で物が上つたというけれども、日本の産業のうちどれだけ響いたでしようか。私はわずかなものだとしか考えておりません。
法の運用の妙はその人にありとも申しますが、それは臨機応変、都合のよいように法律を運用するという意味ではなく、その状況に応じて常識の範囲でこれを判断して、政府者もその支配を受ける国民大衆も、常識の範囲内においてこれを円満に遂行していくということでなければ、法律はきわめて有害になる場合が多く現われて来るように考えるのであります。たとえばお話の山の中に一軒の製材所がある。
本日からは出席いたしまして、諸君の御審議に政府者としてできるだけのお努めをしたいと考えております。よろしくお願いいたします。一言ごあいさつを述べておきます。
でありますから、ここは私は適当なところで、ひとつ政府者も当の東京銀行も適当に歩調をとられて、あまりいなかのものを心配させないようにされることがいいことだと思うのであります。大蔵省がやられたことが必ずしも頭からしつぽまで不都合であるとは考えませんが、朝来から各種の議論を総合してみますると、そこに何らか考え足らざるところも相当にあるかに私は思う。
それが今政府者考えている政策では、いもは非常な減産をすると思うのです。そういうわけで補給金を国内食糧に増産の又生産された食糧をできるだけ計画の上に乘せるという経費に使えば輸入食糧をそけだけ削減できると思うのです。
それらにつきまして、政府者は勿論お考えのあることと存じまするが、相当重大なる問題が横たわつておると存ずるのであります。私は時間が長くなりますから、その中で司法省に関連する問題で一二申して見たいと存じます。 皆さんすでに数日來の新聞におきまして、靜岡の刑務所において忌わしき事件が勃発したことは御承知の通りであります。誠に我が行刑制度、新らしき行刑制度生れて以來の大珍事でございます。